貴方なんて、死んでしまえばいい。





love and hatred






「日番谷隊長・・・」





貴方が憎い。

どうして、私の心をこんなにまで掻き乱すのか。





「んだよ?」





嫌いなら無視すればいいじゃない。

そうやって、いつも曖昧な返事をする。

期待しちゃうでしょ? それとも、最初からそれが目的なの?

そうやって、私を不幸にさせて、それを見て嘲笑っているの?





「隊長の、その曖昧な所嫌いです。」

「は?」





眉間に深くシワが刻まれる。





「隊長が、嫌いです。」





もう私は貴方の事しか考えられなくなってしまった。

どうしてくれるんですか。





「あぁ、そう・・・」





そんなそっけない返事。

そういう所が、大好きで、大嫌い。





「でも、好きです。憎み足りないくらいに。」













愛が、憎悪に変わる、その刹那。