「ったくもー」 が頬を膨らませる。 そんな顔したって、ちっとも怖かねぇーよ。 むしろ・・・ プラスチックの心 任務はそれほど難しい訳でもなく、それほど簡単な訳でもなかった。 ただ、本来は俺と弓親で行けと言われているものを それじゃつまらないだろう、と思い俺一人で片付けてきた。 別にこの任務でこんな怪我をしたんじゃなく、 あまりにも暇だったんで、他の奴が片付けるはずだったもう一匹を片付けた。 その結果が、コレ。 油断し過ぎたのが原因だった。 何気に強かったんだよ、あの虚。 そんな言い訳、通用するわけねぇけど。 「まーたこんな怪我して!!!!」 「へいへい」 「ほら、座って、」 俺達二人以外は誰もいない密室。 それなのに平然とした態度では塗り薬を傷口にぬりこむ。 まったく、何を俺は期待しているんだ。 「うっわ、また今日は派手にやられたこと・・・」 「うるせー」 「いっそのこと死神辞めちゃいなさい!!」 ビシッと人差し指を前に突き出してが言う。 傷口がヒリヒリと痛んだ。 「おいおい、そりゃねーだろ?」 「あるわよ!! 現世行くたび大怪我して帰ってくるんだから!! どうせ一角のことだから、余計なことにまで手ぇだしてるんでしょ?」 ギクリと心臓が宙を舞った。 にはいつも見透かされてしまう。 「ちっ、ちげぇよ!! しかも、俺が怪我したとこで、お前には関係ねーだろ?」 「関係ないとは何よ!!」 沈黙が走る。 言ってしまった、投げやりな言葉。 俺はバカか。 何度同じ事をすれば気がすむんだ。 「なんだよ? 怒るこたぁねーだろ?」 「・・・・」 「別にお前が怪我した訳じゃねぇんだし。」 「・・・・」 俺はバカだ。 分かっていながらも同じ事をくり返す。 ただこの沈黙が気に食わねぇから、訳もわからず思った言葉を次々と形にする。 「・・・私が心配してることなんか、気付いてもないんだから・・・」 が小声で呟いた。 「あぁ、なんか言ったか?」 「・・・バカ!!!!」 平手で思いっきり頬を殴られた。 バタンと扉がしまり、の姿は見えなくなった。 「・・・なん、だよ・・・」 どうやら俺の神経は、ついにイカれたらしい。 殴られたとこなんか、痛くもかゆくもねぇのに 何故だか知らねぇけど胸の奥が張り裂けるくらい痛かった。 *** 心ちぁんへ はい、てなわけで。 とんだ駄作品を開店記念として捧げてしまい本当に申し訳ないのですが、、 一角良いっすよねぇーw 最近惚れちまいましてね、これが。 ハゲって良いわぁ、ははははははは('A`*??) それでぁー^^ |